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杉岡鍼灸治療院


第2回 医食同源と言うけれど

●医食同源と言うけれど・・・
人間は毎日なにかを食べたり飲んだりして、体のエネルギー源にしたり身体を作ったりしています。これを車で例えるならば、質のいい燃料であれば燃費効率がよく排出ガスは質がよくなり量も少なくてすみます。エンジンにかかる負担も小さく長持ちします。人間も同じで食べ物や飲み物は健康と切り離せない関係にあり、薬膳や健康食品などを考えれば積極的な治療方法とも言えます。

しかし、最近では食物に含まれる食品添加物や残留農薬やダイオキシン類、水道水の残留塩素や地下水から検出される重金属類など、医食同源からは程遠い、むしろ反対の状況にあります。それらを気にする人も多くなってきた様子で、有機野菜や低減農法で作られた作物、無添加食品が多く見られるようになり、飲料水もミネラルウォーターや家庭用浄水器を通した水道水を使う人が増えています。そこで、水を中心に現在の状況を考えます。
 
●水について
2001年を迎えた時、ある環境問題の専門家が「21世紀は水の世紀になる」と言っていました。水の質・量ともに大きな問題になると言うことです。現在、地球上には約13.8億立方㎞の水が存在していると推定されています。その内97.5%は海水として存在し、淡水は2.48%あります(他には水蒸気や生物の体内にあります)。淡水のほとんどは極地に氷の状態で存在しています。液体としての水は水全体の0.73%です。

この量が多いか少ないかは別として、幸い日本では水不足と言われる時であっても、給水がストップされて困ることもなく、いつでも蛇口からは飲むことの出来る水が出てきます。災害時などは別として、普段の都会生活では水の貴重さを頭では理解していても、実感することは難しいと思います。

しかし、水は人間のみならず生物には多かれ少なかれ欠かすことの出来ない物質です。そして日本や先進国では量もさることながら、飲料水の質が体に与える様々な影響を考えるようになってきました(途上国ではとにかく量の問題が先です)。

最近では飲料水として水道水をそのまま飲むことに抵抗感を持つ人が多くなってきたようです。これは特に都会で暮す人々に多く見られます。ミネラルウォーターの販売増加や家庭用浄水器の普及などが物語っています。それは「美味しい水を飲みたい」と言うことだけではなく、水道水に含まれるトリハロメタンなどの有害物質が身体に及ぼす悪い影響を考えるからだと思います。

2004年4月からは水道水の水質基準が50項目に増やされ、快適水質項目と監視項目を入れると85項目になりました。これは国としても水道水に関する水質基準を強化せざるを得ない状況にあるということだと思います。ところで、ミネラルウォーターの製造原水の基準は18項目で一度試験に合格すると、以後は基本的には法的に検査することはないそうです。

さて、飲料水として基準を満たしている日本の水道水ですが、その消毒には塩素が使われています。消毒と聞けば納得してしまいがちですが、塩素は毒物であり農薬や殺虫剤はもとより兵器としても使われる物質です。水道水にはこの塩素から発生する消毒副生成物質が含まれます。この消毒副生成物はトリクロロエチレンやトリクロロエタンなどがありこれらは以前、洗剤として使用されていました。

なぜ、日本の水道水の消毒には塩素が使われているのでしょうか?なぜならそれは、塩素は化学工業を行う際に多量に発生する副産物で、安価で大量に入手が出来るからだと思います。その副産物である塩素は消毒剤としてほとんどが消費されています。そうしなければ発生した塩素をお金をかけて処分しなければなりません。だからといって飲料水に人体に有害な物質を含ませてしまうのも考えものです。

塩素に変わる安全な消毒剤としてはオゾンがあり、外国では水道水の消毒をオゾンに切り替え始めている国もあります。オゾンにするとコストが上がってしまう欠点はありますが、塩素が持つ危険はなくなりひいては健康被害も軽減されると思います。

では、水が人の体にとってどのような物質であるかを考えてみます。

人の体は約60%(成人)体液でほとんどが水から出来ています。人は健康な人で一日に約2.5ℓの水分を体内に取り入れまたは排出しています。取り入れる方法は飲料水と食物に含まれる水分と半々くらいです。体内に入った水は消化した栄養素や酸素、老廃物、体温など多くのものを全身に行き渡らせたり排出させたりする働きを持ちます。

そこで先ほどの消毒副生成物質が水分と一緒に体内に入るとどのような事が起こるかと言うと、体が不要な(有害)物質として認識をして分解をはじめます。このときに大量の活性酸素が発生します。活性酸素は大変強い酸化力を持ち、呼吸や新陳代謝でも発生して人体に入ってきた細菌や有毒物質を除去することにも役立っています。

人体において酸化するということは老化を意味し様々な健康不良や病気を招く原因になります。多すぎる活性酸素は正常な細胞まで破壊してしまうなど身体に悪影響を及ぼします。ですから、活性酸素を大量に発生させる有害物質を体内に出来るだけ取り込まない事と取り込んだしまった物質を排出する事が大切です。

それが自然治癒力を高める事が出来る方法の一つと言えると思います。
 

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