目黒区にある当院はあなたのお話をしっかり伺い最適な施術を行う鍼灸院です。

杉岡鍼灸治療院


症例報告1「上腕二頭筋腱短頭の断裂」(目黒区在住、女性、73歳)

こんにちは。
当院で経験した「上腕二頭筋腱短頭断裂」の症例についてご紹介します。


【患者像】女性76歳、身長155㎝、体重50kg

【主訴】右の上腕外側と肩の運動時痛

【症状】スポーツジムに常駐しているマッサージ師からマッサージを受けた際、右の肩と上腕に痛みが出た。

その後、上腕に内出血があり、しばらく痛みが続いた。整形外科を受診しレントゲン検査を受けるも「骨には異常なし」と言われた。肩に周囲に痛み止めの注射、肩関節にヒアルロン酸注射を受け、湿布薬を処方された。
内出血の跡が消え2ヶ月ほど経っても、右腕挙上で痛みが出るため当院に来院した。

【所見】右上肢挙上(屈曲)で肩前面から上腕近位に痛みを訴える。肘関節屈曲で上腕二頭筋短頭の陥没様外観があった(写真は正常。筋肉が断裂していると、赤矢印の部分が、力こぶを作ろうと力を入れた時に盛り上がらない)。
biceps brachii1.jpg

【施術経過】
初診時の検査で右上腕二頭筋短頭(力こぶの内側)の断裂が疑われました。痛みが出たきっかけを聞き、マッサージを受けた際に無理に動かされ断裂したと考えられた。
その旨を伝えたところ、患者さんからは「整形外科では異常なしと言われた。レントゲン検査も異常なしだった」と返答があり、説明に納得を受けていない様子だった。
筋肉の断裂があった場合、鍼灸治療では断裂した筋肉を繋げることが出来ない事を説明し、その上で断裂した筋肉の機能を補おうとしている肩周囲の筋肉に対して鍼低周波治療(EAT)と灸頭鍼、整体ストレッチによる調整を施行。

1回目(初診)
施術後、肩甲骨と上腕(二の腕)後面の痛みを消えました。前面の痛みは変化せず。

2回目(1回目から3日後)
右の上腕と肩の前面の運動時痛は変化せず。

7回目(1回目から3週間後)
右の上腕と肩の前面の痛みが軽減し、しばらく控えていたクロール(水泳)が出来る様になって嬉しいとの感想があった。
ここで家庭の事情により一時治療を中断。1年後に来院した際、前回とは違う整形外科を受診したところ、初診時の指摘通り「上腕二頭筋腱が断裂している」と言われたとのこと。
その後、1~2週毎に当院で施術を受け、右肩以外でも気になる部位の施術を継続した。

【考察】
無理な力を加えるマッサージや整体で受傷することがある。
医療機関において異常なしと言われた場合でも、問診や徒手検査から原因を推察することは十分可能である。
針灸は、外科手術のように断裂した腱や筋を繋ぐことは出来ないが、訴えの症状を軽減し、症状により起こっている不便さや希望達成の手助けは十分可能である。

杉岡鍼灸治療院院長 杉岡哲也

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